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フレール・デュ・マキ

フレール・デュ・マキは、フランスの南、地中海に浮かぶコルシカ島のチーズです。コルシカ島は、「マキ」(maquis)と呼ばれる独自の生態系で標高500mぐらいまで潅木密生地帯が広がっています。様々な植物が入り混じっており、緑の濃い香りがします。フレール・デュ・マキとは、”マキに咲く花”という意味なのです。

地形的に羊や山羊の飼育が盛んで、このチーズは羊から作られています。ローズマリー、サリエット、こしょうなどハーブがまぶしてあり、上に赤トウガラシやジュニパーベリーがのっています。中はきめが細かくしっとりした質感です。表面を触ってみてカサカサと乾いていたら、食べごろです。

表面のハーブやカビが気になるようでしたら、取り除いて食べるとよいです。ハーブの香りが強く、山羊のチーズほど臭くないためミルクの甘みと淡泊な味で食べやすいチーズです。

種類:ブルビ
原料乳:羊
原産地:フランス・コルシカ島
固形分中脂肪分:不定
季節:冬~夏

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