ピコドン

ピコドンは、中世プロヴァンス語で「ピカン」=”ピリッとした”と「ドゥ」=”甘い”なまって、ピコドンと呼ばれるようになったと伝えられています。山岳地帯の小さな山羊のチーズ。南フランスのローヌ川流域のドフィーネ地方が産地。ドローム県のデュールフィでは、表面のカビを水でごしごっしと洗って食べる伝統的な「ピコドン・アフィネ・デュールフィ」があり、地元の人たちに人気です。

山羊のチーズはもろくて壊れやすいため小ぶりのものが多いのですが、このチーズは更に小さ目。熟成の若いうちは、ほっくりとした口当たりでミルクの甘みが残る優しい味わい。熟成が進むと味が締まり、ピリッとしたシャープな辛さも出て深みのある味わいになります。辛口の白ワインやミディアムボディの赤ワインと合います。ハーブで香りづけしたオリーヴオイルをかけたり、パン粉をつけてフライにするのもお勧めです。

種類:シェーブル
原料乳:山羊
原産地:フランス・ローヌ・アルプ圏ドローム県
固形分中脂肪分:最低45%
季節:年間、春~秋

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