おいしいナチュラル・チーズ

私と妻はチーズがおいしいオランダ・アムステルダムで知り合いました。アムステルダムの空港の売店には、他のヨーロッパの空港同様に数多くのチーズが置いてあります。立ち寄った時には必ず大量のチーズを買い込んで帰ったものです。

私が子どもの頃、日本では国内産のあまりおいしくないプロセスチーズくらいしか売っていなかったと思いますが、今では我が家の近くのスーパーでゴーダやエメンタール、カマンベール、リコッタ、マスカルポーネ、パルミジャーノ・レジャーノ、モツァレーラはもちろんのこと、なんとギリシャ産のフェタ・チーズまで売っています。

個人的には妻と知り合った頃によく食べたオールド・アムステルダムというチーズが好きなのですが、これはオランダ以外ではあまり見かけません。

このコーナーではおいしいチーズやチーズを使った料理を紹介します。

ナチュラルチーズって何?

でも、そもそもチーズとは一体なんでしょうか?調べてみると、チーズとは乳酸菌や酵素を使ってミルクをかため、水分を抜いたものの総称だそうです。

ナチュラルチーズ』は、フレッシュなミルクから作ります。新鮮なミルクに乳酸菌を加え、乳を固めるレンネットという酵素を加えて固形状にします。そこから更に様々な工程を経て、余分な水分やホエー(乳清と言います)を除いてできあがるのがナチュラルチーズです。必要以上の熱をかけていませんので、乳酸菌が生きたままで封じ込まれているのが特徴です。

 一方『プロセスチーズ』はナチュラルチーズに何らかの加工を加えて作ったものです。プロセスチーズは保存性には優れますが、一般的に味はナチュラルチーズより落ちてしまうそうです。

ナチュラルチーズは、熟成方法や風味などから7つのタイプに分類できます。『モッツァレラ』や『マスカルポーネ』などのフレッシュタイプ、熟成させていないチーズです。『カマンベール』『ブリー・ド・モー』や『ブリー・ド・ムラン』などの白カビタイプ、クリーミーな味わいです。その土地のワイン・ブランデーなどで表面を洗うチーズがウォッシュタイプ。ヤギの乳から作られるシェーブルタイプで、羊の乳を使うのがブルビと呼ばれるそうです。『ゴルゴンゾーラ』などの青かびタイプは刺激の強さが売りです。オランダ産『ゴーダ』などを始めとするセミハードタイプは熟成させたチーズです。イギリス産の『チェダー』イタリア産『パルミジャーノ・レッジャーノ』スイス産『エメンタール』などのハードタイプは保存食として発達してものです。


フォレストスモーク・チーズを買いました

最近私はナチュラルチーズの専門店【オーダーチーズ・ドットコム】チーズを買うことが多いのですが、先日サイトにアクセスしてみたら「数量限定のフランス産、フォレスト・スモークチーズ」というのが出ていました…続きはフォレストスモーク・チーズのページで。


チーズについてもっと知りたい方は『チーズの選び方・楽しみ方』を参照ください。113種ものチーズが解説されています。時々AOCという記号の付いたチーズがありますが、AOCの意味はこちらに説明しておきました。

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